アレン アイバーソン ALLEN IVERSON
“AI”ことアイバーソン
彼もコービー同様私が現役時代に見続けた思い入れのあるプレーヤーだ。
コービー以上に親近感があるのは背が低いから
日本人のお手本になるからと思っていたが
実際には到底参考にならない程次元が違っているのを大人になってからわかった。
まず身体能力。
AIのクイックネスは現代のNBAプレーヤーの中でも並大抵ではない。 瞬発力、バネのあるジャンプ、バスケットボール選手として活躍する為には不可欠だがAIの運動能力は今見てもずば抜けている。 トレーニングや練習が嫌いだと言われているのでこれは天が与えた才能に他ならないであろう。
180CMも無いと言われる中で得点王まで獲得した彼は記録も素晴らしいがそれ以上に記憶に残る選手であった。
印象的だったシーズンは2000-2001シーズン。
初めてMVPを獲得した年でオールスターもMVPを獲得し2冠を遂げた。
当時はまだVHSで録画したあのオールスターは何度見たことか、MVP受賞の際のスピーチで私の「コーチはどこ? ラリーブラウンはどこにいる? この賞は家族、コーチ、チームメイトに捧げたい、ママ愛してるよ!」はバッドボーイと言われたAIの人間として進化した場面で感動したのを覚えている。
ファイナルでは初戦に勝ちその後は4連敗だったがティロン•ルーを跨いだプレー、スティールからシャックに追い付かせないスピード、炎の中選手紹介で興奮している場面など私が見てきた中でも思い入れのあるシーズンだったことは間違いない。